犬と猫
こどもの頃の私は犬と猫のどちらも飼ったことがなく、犬派猫派という言葉に、「どっちも可愛くていいよね」と思っていた。
あるとき、地域のミニコミ誌で「子犬もらってください」の広告を見つけた弟が両親に懇願し、犬を飼うことになった。
そのときから私は犬派になった。
犬を飼ってから変わったり感じたこと
・よその犬がちょっとこわい。
・よその子犬より、自分のうちの成犬が可愛い。
・そうは言ってもやはり子犬は可愛い。
・犬の良さ可愛さは自分の犬の思い出と重なり、深く感じるようになる。
ほぼ日をよく見るのだけれど、糸井重里さんの飼ってらっしゃる犬のブイヨンちゃんの写真がトップページにある。
ブイヨンちゃんの姿を見て、私はもういない自分の犬をなでたときを思い出す。
その毛の流れ、肋骨や脚の付け根の骨のつき方など、犬の身体がどうなっているかがわかる。
うちの両親はそれぞれ犬と猫を数匹ずつ飼った経験があり、犬猫両方の話を聞きながら私は育ったのですが、2人とも「飼ってみたら猫、面白いよ」と少し猫寄り発言をしていました。
どうもとても賢く強くそれでいて自分になついていた運命の猫との出会いが原因の様子。
いつか私に特別な猫ができたら、その猫を通して猫を知る。
写真の猫を見るだけでも、その動き、骨格、匂いなど、心に浮かぶものが増える。
そうして犬猫派になる。
それは楽しみなことです。
犬を見るときは、思い出の中の自分の犬も見ています。
- 作者: 糸井重里,ほぼ日刊イトイ新聞,長野ともこ
- 出版社/メーカー: 東京糸井重里事務所
- 発売日: 2009/04/13
- メディア: 単行本
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主人公猫のチーの動きがとてもかわいくて、猫と暮らしたくなる漫画です。
登場する人たちも素敵でなごみます。
一年に一冊ペースで続きが待ち遠しかったのですが、今年ようやく完結してうれしい。