オタクとそうでない人の境目
これは私の万華鏡です。
ストラップになっています。
一緒に写っているのはエジプトの香水瓶です。
「小さいけれど、けっこうキレイなんだよ。
色の組み合わせがいいんだ~」
と私は自慢のコレクションを見せました。
「キレイだね」と言いつつ、相手は値段を聞いてきます。
自分でもちょっと高めだと思っているので答えにくい。
今ではもっとお手頃ですが、当時はあまり売ってなかったのです。
なのでしぶしぶと、
一つ2000円より高く3000円より安い。
確か3000円の方が近かった(正確な値段は忘れました)。
と答えたところ、
「それを三つも買ったんだ!」と驚かれました。
まぁ、自分でも悩んだ値段なのでそこは納得です。
そしてさらに言われました。
「それってオタク気質だよ!」
そのひといわく、
「コレクター気質はオタクの特徴」
いや、スペースを考えて小さいものだし、
私はコンプリートとか興味ないし、
シリーズものでも好きなものしか集めないし、
自制心を持って好きなものと付き合っている。
この程度ではオタクではない。
というのが私の主張です。
しかし引かないで続けたその人の言葉に私は衝撃を受けました。
「うちの妹もこういう物を好きだけれど、3個も買わないから。
普通は一個で満足するんだよ!
何個も集める段階でオタク気質なんだって!」
!!!
そうかもしれません。
アニメを見るとか関係ないかもしれません。
うちの妹も、の人もオタクです。
自分ではオタクっぽくないと主張していますが、
このひとはオタクだろう、と私は思って見ています。
オタクは自らのオタクをなかなか認めません。
「自分なんてたいしたことないから!」と。
はたからは突出したエネルギーを注いでいるのに、
上ばかり見ているので自分は違うと言うのです。
なのでオタクと積極的に名乗る人が、
オタクにはいないのではないでしょうか。
少なくとも、私の周りの尊敬レベルのオタクの人たちは、
「いやいや自分なんて」と言っています。
もちろん持っています↓
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けれどまだ作っていないのです。
積読的というか、組み立てていないプラモ的というか。