『ホビット 竜に奪われた王国』をIMAX 3Dで観ました

良かったです。
いい時間を過ごせました。

3部作なので、ストーリーには期待をしすぎないようにしよう、
と何となく歯止めをかけるような鑑賞まえ。
完結とか切りの良さとか、求めまいという気持ち。
もっと観たくなるだろう自分にあらかじめ言い聞かせ。

ひたすら物語世界に浸かるのだ!
この時間を楽しむのだ!
という気持ちで映像に期待をかけて鑑賞することに。

満足。
映像キレイ。
ハイ・フレーム・レート3D(HFR3D)ってすごい。

途中、暗い森からやっと空をあおぎ、樹がずっとずっと続くシーン。
「あぁ、この景色をもっと見渡したい。遠くまで」
と、描かれた世界の端の、さらに向こうを見たいと思ったほど。

物語のはじまりは前回のシーンなのですけれど、
私は第一部を見ていなかったので(それでも楽しめます!)、
この映像から引き込まれました。
登場人物の視点。
違和感のない景色、動き。どこまでもスムーズ。

ただし、実際の目で見るよりも“層”を感じてしまうのが3D。
手前や奥がハッキリしすぎるんですよね、どうしても。
どう重なっているか、が感じられるというか。
でも、そんなこと別にいいや、
というくらい私は物語の世界に入れたと思います。
登場人物たちのそばで透明になっている。
ときにはその眼を借りる。

物語は、3部作ということで余裕ある流れ。
上映時間も長めでたっぷり堪能させてくれます。
長い充実の時間。

途中ふと、
「あれ、この時間でいくと、話はどこまで?」とか、
「あれ、さっき気づいたあのこと、伝えないの?」
「あれ、それはあの人が使うと思うんだけど、いまそこ?」
みたいなことを考えてしまいました。
次回へ持ち越しです。

きっとうまくやってくれる。
彼らは精一杯尽すのだ。
と思って楽しみに待つことにします。
(指輪の話以前なので、やってくれるってわかってるゆえの余裕かも・・・)

出ると知っていたもののレゴラスには驚きました。
エルフって長命でしょうけれど、中の人は人間なのに。
10年経って同じ役の過去(さらに若い時代)を演じるって!
動きが軽すぎて戦いも強すぎて、そこもすごい。

ちなみに字幕版を観ました。
文字があると字幕周辺に対して、
「画面だなぁ」
と感じてしまうのですけれど、それは最初の方だけ。

私は映画をみているうちに字を読んでいる感覚がなくなって、
彼らがそう話しているのを聞いた、ような思い出になります。


公式サイトを見たら、Google Chromeでご覧くださいとあった、
「中つ国の旅」※音出ます
http://middle-earth.thehobbit.com/rivendell/experience

操作がよくわからない…と「中つ国の旅」で検索したら、
Google指輪物語の世界をWebGL・Web Audio APIなどを駆使して再現した「中つ国の旅」』というgigazineさんの記事発見。
http://gigazine.net/news/20131121-middle-earth-map/
この記事を読んで旅に出よう…

 


ホビット〜竜に奪われた王国〜

ホビット〜竜に奪われた王国〜

 

  

新版 ホビット 上: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版

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新版 ホビット 下: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版

新版 ホビット 下: ゆきてかえりし物語 第四版・注釈版