夜道を少しでも安全に歩くには(2)

夜道を少しでも安全に歩く方法を考える試み第二弾です。

個人的に気をつけていることは2つ。
・歩道がある道はちゃんと歩道を歩く。
・交通量の少ない歩道のない道は気持ち真ん中に寄る。

(この“気持ち”って表現はひょっとして関西弁かしら…
すこ~しだけとか微妙に、くらいのニュアンスです。)

歩道を歩くって普通の話ですけれど…
夜のバス停で、通り過ぎたはずの車がぎゅい~んとUターンして前にとまったことがあります。声をかけられたりなどいくどか。
サッとガードレールの方に移動して車から離れたら、エンジンを何度かふかされたのち去ってゆきました。
もしものときにはガードレールで出来た運転手との距離が時間稼ぎになるので、
電話をかけるなり大声を出すなりの対応ができるかもしれません。
命がかかっているときには一瞬でも大事。
なので、片側しか歩道がなかったりガードレールが一部ない道などでは、車やバイクから身を守れるように、ガードが高そうな側にいたいです。

道の真ん中寄りに歩く意識も同じ理由です。一瞬の間をかせぎたい。
(人気のない道の話で、交通量の多い道では端を歩かないと危ないですが)
真ん中寄りのほうが電信柱や路地から出てくる人がいるかどうか見やすいのです。
そういう場所では物陰を注意深く見ます。車に轢かれたりしないように前も後ろも気を付けつつ。
今のところ怪しい人は飛び出してきていませんけれど、飛び出してくる自転車や子どもや普通の人はいます。
よく見ないで曲ってくる車も多いので、けっこう重要。

自転車の場合は
ブレーキをかけるには相手より先に気づくぐらいの時間が必要です。
そのためにはスピードを飛ばしすぎないことも大事です。
車の免許の講習のときを思い出して走っています。
田んぼの中の道を自転車で走っていたら裸の男に追いかけられて必死で逃げた話を学校の先生から聞いたことがあるので、何にもない見通しのいい田んぼ道では変質者に気づかれぬよう追いつかれぬよう走ることが何よりも優先されるでしょうから、そのあたりはケースバイケースで。

一番いいのは、遅くなったらタクシーを使うこと。
車は強し。
今日は駅前に自転車を停めてるんだけど…な日もありますが、
自転車なんて、おいて帰ればよいのです。


犯罪に遭うということは、日常を壊されることです。
いつもの道が、おそろしいことのあった場所に変わるのです。
しばらくの間、外に出ることが怖くなるかもしれません。
だから遅くなるときはタクシーを使います。
そんな心配のないくらい駅に近くて便利なところに住むのも手かもしれません。

<追記>
私が用心しているのは、夜道でひったくりにあった友人と刃物をつきつけられたけれど運よく逃げられた友人から、「こんなことって本当にあるんだよ、あなたもくれぐれも気をつけてね」という話を聞いたことと、自分の体験があるからです。
友人たちはいずれも、恐怖でしばらく家を出られなくなったと話していました。

自分の体験は…
マンションの前に男がウロウロしていて、「あのひとを避けてマンションに入ろう」と正面でなく横の駐輪場側からマンションの入り口に向かったときのこと。
台風の翌日で、駐輪場横にあった駐車禁止の看板が倒れていたんです。
すごい風だったもんなと思いながら「あ~びっくりした~」と思わず言ってしまったら、右の耳元で急に「すみません!」という声がして振り向くと、マンション前をウロウロしていた男が逃げていきました。
さっきまでマンション正面の道路にいたのに、この一瞬で私の耳元近くまで来ていたんだと震えました。
看板におどろいて声を出していなかったら、危なかった。
などなど、危機一髪だったことがいくつかあります。

本当に一番いいことは、こんな心配をしなくていいような暮らし。
少しでも危険な目に遭う確率を減らしたいがために神経をすり減らすのはどーも腑に落ちません。

 

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