簡単に殻のむける、ゆで玉子を作る方法
今回は、「簡単に殻のむけるゆで玉子」を作る方法です。
”簡単に殻をむく方法”ではないことがポイント。
その方法とは、古い玉子で作ること※
これだけです。
※食べられる範囲でお願いします。
白身の鮮度が高いほど二酸化炭素を多く含み、
その分膨張しやすく、中身が薄皮に張り付いて殻をむきにくくします。
また、二酸化炭素が多いほど白身は食感が悪くなります。
なので古い玉子はゆで玉子向きです。
しかし黄身が美味しいのはやはり新鮮な玉子。
白身から二酸化炭素を抜く方法をとれば、
新しい玉子でも殻のむきやすい、美味しいゆで玉子が作れます。
白身から二酸化炭素を抜くには、
ゆでる前に「気室」と呼ばれる玉子のおしり部分(とんがってない方)、
薄皮と殻がくっついていない箇所にひびを入れます。
すると薄皮が破れず白身がもれないので、
ゆでる際に二酸化炭素だけを白身から抜くことができ、
むきやすいゆで玉子が出来上がります。
ピンや爪楊枝を使ったりするようですが、
私はハサミでこんこん叩いて穴をあけて茹でました。
キレイに殻がむけて、トップ画像のようになります。
昔「ためしてガッテン」で見た方法です。
検索してみると、殻付き味付け玉子やら煮卵の作り方も出ています。
熱いゆで玉子を冷たい汁につけることがポイントのようです。
すっかり忘れていたので、また作ろうと思います。
番組当時、真似して作って美味しかったのでご一緒にゼヒ。
ためしてガッテン『10秒で8個むけるワザ 新発想!激ウマゆで卵』
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20100929.html
追記
最近知ったのですが、こんな道具ありました。(2014.5)
おしりのまるい方を押し当てると針がポチっと出てきます。