たんぽぽ茶とたんぽぽコーヒーの違い

たんぽぽコーヒーを買いたかったのですが、売り場にあったのはたんぽぽ茶でした。
とりあえずたんぽぽの味を試してみよう、とたんぽぽ茶を購入。

飲んでみました。
そのときちょっと思ったんです。
ひょっとして…って。

後日、母がたんぽぽコーヒーを買って送ってくれました。
近所では見つからなかったと私が言ったのを覚えていたのですね。
実はもうコーヒーはいいかなと思っていたのですが、せっかくですしありがたくもらいました。

そして飲んでみました。
そして「やっぱり!」な気持ちになりました。

たんぽぽ茶とたんぽぽコーヒー、同じものでした。

どちらもたんぽぽの根っこをこんがりさせたもので、こんがり具合を変えていて味が違うのかなと思っていたんですけれど、そういうこともないみたい。
たんぽぽ茶はかなり濃い味でコーヒーと名乗りそうで、でもコーヒーと名乗るにはなんだか健康茶の味がしました。

気になって調べたところ、
・たんぽぽコーヒーはたんぽぽの根のみ
・たんぽぽ茶は根以外に葉や茎を混ぜていたり、他のハーブを混ぜているものもある(たんぽぽ根のみのものもある)
・お茶とコーヒーを同じものとして扱っている場合もある
ということのようです。

私が飲んだのはたんぽぽの根のみのお茶だったので、ほとんど違いはありませんでした。
また、両方ティーバッグに入っていました。

たんぽぽコーヒーを知ったのはシートン動物記。
植物にまつわるお話の巻があったんです。
食べ物のお話が大好きな私は、繰り返し繰り返し読んで、いつかたんぽぽコーヒーを作ろうと憧れをふくらませていたのでした。
うちの母は子どもに台所に立たれたり、そこらへんで採ってきたものを料理することをいやがったので、自分の台所を持つまではたんぽぽの根をあぶって飲むなんて夢だったのです。
(私は食べられる植物をいろいろ持って帰ったんですけれどあまり食べてもらえず)
で、大人になり自分で料理するようになると、たんぽぽコーヒーはいつでも買えるしまぁいいやとなり、うっすらした憧れの思い出だけを持っていました。

今回、たんぽぽ茶とたんぽぽコーヒーの両方を入手して気が済みました。
まだコーヒーは残っているので夜に飲んでいます。

我が家にあったのは、このシリーズです。

森のロルフ (シートン動物記 8)

森のロルフ (シートン動物記 8)

 

Amazonで他の巻は見つけられませんでした。「森のロルフ」泣いた…
たんぽぽコーヒーが出てきたのは、6巻の「森と自然の物語」でしょうか。手元にないので確認できません。