松田聖子の歌をうたうときには
カラオケに行きました。
癒し系美人の友人が松田聖子さんの曲を歌ったのですが、
本人映像のバージョンだったので、
「松田聖子ってすごいな~」
「ホント芸能人の鏡だわ~」
と、私はタフすぎる聖子の生きざまについて思いをはせてしまいました。
もう一人の友人は、
「この外人はジェフなの?そうでないの?
それにしてもこのPVけっこう大胆じゃない?」
とモヤモヤしていたそうです。
歌っている友人も、似たようなこと考えていました。
「この歌のときはどの人が“あなた”だったっけ?」などなど。
間奏であれこれ言い合うわれわれ。
聖子ちゃん世代ではないからでしょうか。
曲はいいし、歌声も好きですが、
そのイメージはアイドルというよりも、
芸能人としての生きざまを、
これでもかと見せてくれる女性・松田聖子。
ピュアな気持ち、大人のせつない決断、恋のよろこび。
歌われるそんな全てを松田聖子色に染め上げる。
本人映像で歌うと聖子パワーに圧されます。
カワイイ曲をカワイイ人がカワイク歌っても、
なぜか強そうに見える!
そんな松田聖子本人映像。
一人で歌い上げる本人映像って危険です。パワーある。
歌手が視線を合わせてぐいぐい来るタイプのものがそうですね。
なんだか歌いにくいし、
聞いている方も「なんか…情念感じるね」なんてつぶやいてしまったり。
カラオケで自分をかわいく見せたい人は本人映像には注意です。
カラオケの映像のインパクトにやられてしまうこともあります。
そんなことより好きだから歌うんですけど。