早食いの理由と対処法
私は食べるのが早い方です。
ある日のお昼、お弁当を早々に片付け作業に戻る私に視線を感じました。
「私、食べるの早いんですよ」と言うと、
「やっぱりそうですよね!」と視線の主に力強い声で返されました。
さらに「実は私も思っていた」と口々に言われ、周囲の皆さんがそう思っていたことを知りました。
早食いの自覚はあります。
原因も思い当ります。
一口が大きいのです。(口は大きくありません)
テレビに出ている大食いタレントさんはだいたい一口が大きいです。
これまでの人生で出会った食べるのが遅い人たちは、一口が小さく丁寧に食べているイメージです。
他の要因としては、
好き嫌いが少ない、猫舌ではない、箸を正しく持てるなど、
食べることを妨げる理由が少ないこともあります。
満腹中枢が刺激されるためには時間がかかるので、早食いだと食べすぎの心配もありますが、すでに決まった量の入っているお弁当の場合そこは気になりません。
お昼を早く食べ終わったらその分使える時間が増えていいじゃない。と思うときもありますし。
(そういうときは、食べること<やりたいことになっているのでしょう)
早食いになるのは食いしん坊だからだと想像しています。
私は「味」が好きなのです。
「美味しいな~」と口に運び続けることがうれしいです。
お行儀の問題もあって、普段は噛むことを意識したり、一緒に食べる人のスピードに合わせて抑えています。
でも意識しないとついつい早い。
早食いは癖らしいので、直すのが中々難しいそうです。
・固いものを食べる
・噛む回数を数える
などでスピードを抑えることが有効らしいです。
直すのが難しい癖と知ってちょっとショックでした。
田口ランディさんの著書で佐藤初女さんを知りました。
お米をとぐこと、野菜の皮をむくことなど、料理に込められた一つ一つの丁寧な動きが心に浮かんできます。
こんなに心がこもっていたら大事に食べるしかない!と思ったので、自分が作るときにもっと心を込めたら変われそうです。
ずっと自分で自分のお弁当を作ってきたのですが、「料理をとにかく続けること」に重点を置きすぎていたように感じ反省しました。
丁寧さを自分が食べるものに込めたいです。
早食いは食べる前の問題なのかもしれません。